アルミナイズ処理とはどういった処理ですか。

アルミナイズ処理はアルミニウムを約700℃まで熱し、溶かしたアルミニウムに製品を浸漬させる処理です。弊社は日本工業規格（JIS規格）に則って処理を行っております。

溶かしたアルミニウムに浸漬させるとどうなりますか。

浸漬された製品が溶けたアルミニウムの温度（約700℃）まで温められるとアルミニウムが製品に拡散浸透し、鉄とアルミニウムの金属間化合物が形成されます。
さらにその上にアルミニウムの被膜が形成され、製品全体を被覆いたします。

アルミナイズ処理とアルミナイズα処理の違いを教えて下さい。

アルミナイズ処理は鉄とアルミニウムの金属間化合物とアルミニウムで被覆させます。
アルミナイズα処理はアルミニウムの被膜は無く、鉄とアルミニウムの金属間化合物でのみ被覆される形になります。

めっき加工は1個からでも可能ですか。また、納期はどれくらいですか。

1個からでも可能でございます。納期は数量や重量によりますので、まずはお気軽にお問合せ下さい。

めっき加工品はどれくらいもちますか。

使用環境にもよりますが、塩害地域で20年以上の使用例がございます。
また、大気曝露試験では50年以上に渡って発錆がない実績がございます。

めっき加工できるサイズはどれくらいですか。

弊社のめっき釜は長さ6mまで対応可能です。形状や重量の確認が必要なので、まずはご相談をいただければ幸いです。

アルマイト処理との違いは？

アルマイト処理はアルミニウム製品の表面処理です。（アルミサッシ・やかんなど）
弊社の処理は鉄や鋳物などの製品を溶かしたアルミニウムに浸漬させる処理です。

ステンレス製品にも処理は可能ですか。

可能でございます。配管類やボルト・ナットで実績がございます。

溶接した製品に処理は可能ですか。

可能でございます。ただし、注意事項がございます。お問い合わせ下さい。